日本・キューバ友好議員連盟 会長メッセージ

日本・キューバ友好議員連盟 会長メッセージ

本年は,1929年に日本とキューバが外交関係を樹立してから90周年に あたります。日本とキューバの交流をさかのぼると,120年以上前には,最初 の日本人移住者が,汽船「オリザワ号」にのってキューバに到着しました。キュ ーバ内外情勢が変動する中,数々の困難を克服し,現在,約1200名の日系人 が,農業,ビジネス,芸術など,キューバ社会で活躍しています。さらに,40 0年以上前には,支倉常長を中心とする慶長遣欧使節団のキューバ上陸があり ました。今日の両国の関係は,このように長い交流の歴史に基づいています。

私は,1992年に初めてキューバを訪問し,日本・キューバ友好議員連盟を 設立し,以来27年にわたり両国の友好親善の発展,信頼関係の確立に努めてき ました。昨年は日本人キューバ移住120周年を記念して,衆議院キューバ移住 120周年記念訪問議員団を結成してキューバを訪れ,日系人を通じた両国国 民の強い絆を確認することが出来ました。

最近,隣国どうしのキューバと米国の関係が厳しさを増していることを憂慮 しています。日本と米国は,基本的価値と戦略的利益を共有する同盟国であり, かたや日本とキューバは,長い交流の歴史に基づく友好国であることから,キュ ーバと米国の関係改善は,我々にとっても重要な関心事項です。先日のG20首 脳会合の大阪首脳宣言において,各国は,主要な世界経済の課題に団結して取り 組むことを合意しました。全ての国が,このような認識を共有することは重要で す。米国とキューバが立場の違いを乗り越え,両国の責任ある対応により,両国 関係が改善に向かうことを期待します。

本年は,日本で,そしてキューバにおいて,多くの90周年関連記念行事が開 催されると聞いております。このモメンタムを活かして,日本とキューバ関係の 新しい1ページを作って参りたいと思います。これからも友好議員連盟として, 日本とキューバとの関係の発展,そしてキューバ日系人社会の発展に寄与した いと思います。

令和元年7月

日本キューバ友好議員連盟 会長 

衆議院議員 古屋圭司

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Relaciones Bilaterales
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